夢の話(第二弾)
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  第一弾の夢を見てから2週間後の土曜の朝(記憶がはっきりしないんだけど、第一弾も土曜の朝だったような…)、また守護聖さまたちの夢を見てしまった。

 今回の出演(!)は、またまたジュリアスさま(なんでぇ??)、そしてアンジェリーク・リモージュ女王陛下とクラヴィスさま。念願のゼフェルさまのお顔も拝見したような気がするけど、ストーリー的にはどう登場したのか全然覚えていないので(涙)、省略。アクション映画的な展開で複雑なストーリーだったので、半ば忘れてしまったのだが、無理矢理思い出して書いてみると…

 まず、クラヴィスさまとわたしがどこかの秘密基地のような所にいる。この「わたし」が一体どういう立場なのか皆目わからない。今回はアンジェなりきりって感じじゃなく、まったく別の立場のようなのだが、では、何者か、と言われるとさて?と首をひねってしまう。まぁ、そこは、夢なんだし、いつまでも首をひねっていても仕方ないので、話を進める。

 その秘密基地でクラヴィスさまとわたしは何やら巨大なコントロールパネルを前にして立っている。こういう状況なら一緒にいるのはゼフェルさまの方が似合いそうなんだけど、なぜか隣にいるのはクラヴィスさま。(別にクラヴィスさまにケチを付けてるわけではない。不思議な気がするだけである。)で、この基地には時限爆弾が仕掛けられていてもうすぐ爆発するらしい。なんで、クラヴィスさまとそんなとこに二人でいるのかは、聞かないで欲しい。夢を見た本人にもわからないのだから。とにかく、二人だけで、そのもうすぐ爆発するらしい所に取り残されているのだ。

 巨大なコントロールパネルにはキーボードがあって、そこに解除コードを打ち込めば、時限爆弾の爆発を止めることができるのだ。クラヴィスさまがわたしに解除コードを打ち込むよう促すのだが、わたしはコードを思い出せないと嘘をつく。嘘、なのである。ほんとは知っているのに、知らないというのだ。

 ここでなぜ、わたしは嘘をついたか、その理由がこの夢の一番不可解なところ。理由を忘れたのではない、覚えているからこそ、不可解なのである。というのも…どうやら、わたしはクラヴィスさまに振られたらしい。その恨みをはらすために、クラヴィスさまを陥れようとしているのだ。自分はどうにかして爆発から逃れる術があるらしい。

 ちょっと待て、と思う。わたしが一体いつクラヴィスさまに振られたというのだっ??
トロワでは誰にも振られたことないのに。振られるとわかってる相手にアタックしないからだが…。確かに、SP2では振られたことがあった気がするが、よく覚えてないくらい前の話を今さら恨みに思わなくても…。それにしても、ますますわからないのは、この夢における自分の立場である。クラヴィスさまに振られたということは一応、女ということにはなるのかな?いや、あんまり考えたくないけど、振られたから女とは決められないか。

 この後の話の展開もよくわからない。いつのまにかわたしはクラヴィスさまとバトルしているのだ。これじゃ、わたしは悪役ではないか!このバトルシーンはなかなか迫力があった。あの黒い長い衣装を着て、手に持ってるのがなんだったかは覚えてないが、斬りかかってくるというか襲いかかってくるというか…これだけで十分コワイのに(コワイよね?)さらにクラヴィスさまを挑発しようとしているわたし。クラヴィスさまに魔法弾(というのかよくわからないが)を撃たせようとしているのだ。その魔法弾のエネルギーを利用して、基地の塔部分の屋根に上がって自分だけ逃げようという魂胆らしい。まったく支離滅裂ではあるが、とにかく策は成功し、クラヴィスさまが特大魔法弾をわたしめがけて撃ってきたので、こちらは球体バリアを張り、そのまま風船が飛ばされるように舞い上がって、うまいこと塔の屋根に着地できた。どう考えても、SF特撮の見過ぎとしか思えない夢で、いい歳こいたオバサンとしては恥ずかしい限りだが、夢というのは見ているときは妙に現実感があったりするので、非常に面白かった、とも言える。

 塔の屋根に上がったところで、ヘリコプターが1機近寄ってくる。操縦しているのは見知らぬパイロットのようだが、ジュリアスさまとリモージュ陛下が乗っているのが見える。爆弾の解除に向かったわたしたち(え?そうだったの?)を救出するために上空で待機していてくれたようだ。ドアを開けてくれたので、ものすごい高さだというのに、屋根からそちらに飛び移った。(ひえぇ〜〜、これも映画の影響か?)

  中に転がりこんだわたしを受け止めて(またまた役得?)、ジュリアスさまが「クラヴィスは?」とお尋ねになる。どうも、わたしは「仲間」として扱われている感じである。やっぱり自分の立場がなんなのか、よくわからない。アリオスの女版で、旅の女剣士とか?それともアンジェリーク・コレットちゃんのほうになりきってるのか…とにかく、その時になって、わたしはクラヴィスさまを残してきたことを急速に後悔するのだ。
「まだ下にいます。助けに行かなくては。着陸して下さい。」
というようなことを言うのだが、ジュリアスさまは悲痛そうな面もちで
「陛下の身の安全が第一。着陸を許可するわけにはいかぬ。」
とおっしゃる。あぁ、なんでジュリアスさまのセリフはこうもはっきり覚えているのだろう。

  さてさて、ストーリーの方はと言うと、自分のためにクラヴィスさまを見捨てるなんてこと、アンジェが認めるわけないから、さすがに女王陛下に「今はそんなことを言ってる場合じゃないでしょ。着陸しましょう。」と言われれば、ジュリアスさまも従わないわけにはいかない。ということで、無事クラヴィスさまは救出されたのである。バトルするほどだったわたしとクラヴィスさまがその後どうなったのかは定かではない…というか、このあたりで目が覚めちゃったようだ。

  とにかく、第一弾の時以上に頭が壊れている自分を発見した。

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