<まえがき>
それは、「コダック日記」とは関係ないところで始まった。
コーエーが若い(!)女性向けに発売した恋愛シミュレーションゲーム「遙かなる時空の中で」は、ゲームの発売に先駆けて女性向けコミック雑誌に同タイトルのコミックを連載し、それまで、あまりゲームには興味を持たなかった女性をゲームの世界に引きずり込むことに成功したものである。
ゲームもするし、そのコミック雑誌を定期購読していた私は、ゲームの発売すぐにはとびつかなかったものの、結局はハマる羽目に陥ったのである。
舞台は京都。といっても、現代の京都ではない。平安京の時代の「京」である。
そんなこんなで、急速に京都訪問をしてみたい(前に行ったのは15年前)と思った私は、コダック日記の昼チャでなにげに「京都に行きたいなぁ」などということを発言したのである。
コダックファンは、というか、コダック日記のお客さまはどういうわけか、東より西に多い。
コダックの持つお笑い要素がそうさせるのか、単なる偶然か…。
とにかくそういうこともあって、私の「京都行きたい発言」は瞬く間に「京都オフ」という形になったのである。
結局参加者は西より東の人間の方が多かったのであるが…(笑)
7月28日(土)
いよいよ京都オフ当日。くわくわぁっ?は、夏休み家族サービスを兼ねて、パパプリン、ゆかちゅう、ゆりちゅうのみならず、ジジコダ、ババコダも引き連れて京都入りした。
集合時刻は14:00なので、その前に昼食を済まそうと、12時過ぎに京都着ののぞみに乗り、定刻に京都に着いた私を、ラッコさんからのメールが出迎えた。
PHSから返信を打とうとして、思い直す。待てよ、電話した方が早いな…
そこで、電話をしてみると、やはり京都駅にいるとのことで、一緒に昼食をという話になった。